短編部門
短編部門・グランプリ(観客賞)
壁女
監督:原田裕司
2010年/17分/ドラマ
出演:仁後亜由美(主演)朝倉亮子 阪東正隆 伊藤公一 香取剛 後藤慧 鈴木敬子 竹田尚弘
あらすじ
与田仁美26歳。趣味は壁に張り付く事。ゴミだらけの部屋に住み、職場では上司に怒られ、何とも冴えない日々を送っている。そんな与田が職場に来る配送屋の男性に恋をする。恋愛下手の与田が繰り広げる恋の物語。
監督コメント
主人公・与田役の仁後亜由美さんの魅力いっぱいの映画です。気軽に楽しめる映画になっていると思います。よろしくお願いします。
監督について
原田裕司
東京都出身
長編部門
長編部門・グランプリ(観客賞)
夕暮れ
監督:戸田彬弘
2011年/119分/ドラマ
出演:宇井晴雄、土田愛恵、札内幸太、阪本智子、辰寿広美、堀川重人、内村遥、谷弘恵、松本麻希、南勝、他
あらすじ
祖母の三回忌のため民宿を営むならの実家に戻ってきた勝雄。普段ならすぐに東京に戻る長男がしばらく滞在すると聞き、家族はいつもと違うと勘繰っている。そんな折り、祖父が貧血で倒れたというリサを伴って、民宿に戻ってくるのだが…。
監督コメント
生と死、伝統を引き継ぐという事を正面から問うた作品。人は死と向き合い、生を知り、生と向き合い、死を受け入れる。「生きる」という事は何なのか…。人物ではなく、人と人の関係の輪郭を見つめれる作品を意識して演出しました。見つめてください。
監督について
戸田彬弘
奈良県出身
短編部門
田中光利監督賞
ENCOUNTERS
監督:飯塚貴士
2011年/30分/人形劇
脚本・撮影・美術・音楽・音声:飯塚貴士 / 協 力:長尾真莉子
あらすじ
青年マックスは恋人に別れを告げられ失意の底にいた。彼を心配し田舎旅行へと連れ出したジョン。のどかな風景や現地の野良犬に癒され元気を取り戻すマックスだったが、突然謎のスーパー怪物が現れて状況は一変。
監督コメント
ばかばかしいなと笑ってもらえたら嬉しいです。
監督について
飯塚貴士
茨城県出身
短編部門
審査員特別賞
ひびり
監督:新井哲
2011年/19分/ドラマ
出演:姉/響子 加藤めぐみ、 妹/愛 前川 桃子
「離れて暮らす姉妹が、再び同居した数日の話。姉は秘密を抱えているが、妹は触れないつもり。その秘密は、透明なガラスに潜む無数のひびに似ている。姉妹と他人の関係を行き来しながら、心をすりあわせていく二人。」
あらすじ
「いる」ということ、「いた」ということ。そんなことを考えながら、この映画をつくりました。身に余る命の、ただの肯定を目指しました。
監督について
新井哲
千葉県出身
短編部門
ビリーザキッドの最期の弾丸
監督:ワタナベカズキ
2011年/28分/ドラマ
出演:伊藤栄之進/菊池佳南/原将明/竹尾一真/宮本千奈津/里村孝雄 ほか
脚本:御笠ノ忠次
あらすじ
これは俺の話で、お前の話で、あいつの話だ。見つかったのか?塀の上のハンプティダンプティ。まだ探してるのか?ビリーザキッドの最期の弾丸。
監督コメント
楽しんで頂けたら幸いです。
監督について
ワタナベカズキ
東京都出身
短編部門
ザ・コーヴを見て感動したのでイルカを食べに行く
監督:今井伊織
2010年/10分/ドキュメンタリー
出演:今井いおり 岡昌明 コダヨシキ
あらすじ
作者は日本でイルカを食べることができるのかと感激し、イルカを求め太地町に行く!日本の食文化を守るためとか欧米人コノヤローとかそんなん一切なしの大阪~和歌山太地町珍道中しかし撮影クルーは驚愕のラストを迎えるのであった!!
監督コメント
日本人の食文化を守るとかそういうものではなくオモロいんちゃうかな~という気持ちでやりました。
監督について
今井伊織
大阪府出身
長編部門
夢のかよひ路
監督:隈井麗子
2011年/51分/ドラマ
出演:隈井 麗子 柴田 慧 増尾 優 石嶋 麗 石嶋 舞 aokid 篠塚 まさる 中園 真登
あらすじ
「女子高生クマイは気怠い日々を送りながらも毎日見る夢と現実の世界を行き来している。しかしある日をきっかけにその境界、果ては映画と現実の境目さえもが壊れてゆく…体を張った夢と幻の自称ジュブナイル映画!」
監督コメント
映像表現における「夢」の描写をテーマに制作しました。夢と現実、更には映画と現実の境界を超越するべく捨て身で挑戦した作品です。
監督について
隈井麗子
東京都出身
短編部門
やさしいマーチ
監督:植草航
2011年/5分/アニメーション
あらすじ
命を削って作ってきた暇つぶしのような記憶を昇華させたいと思い、ただ存在するだけの怪獣を消すために要領の悪い少女が様々な無駄な記憶で自分なりの前進をしようとするストーリー。
監督コメント
学生時代に悔いを残したくないと思い、制作した作品です。
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植草航
京都府出身
短編部門
ネコの頭でお散歩を。
監督:原田真嗣
2010年/26分/ドラマ
出演:今田早紀、神林斗聖、水谷幸恵、細谷理絵、千咲としえ、平澤搖、鎌田有恒
あらすじ
純子は、ひきこもりの中学生。日々することといえばネット友達と交わす虚構現実の会話。ある日、連れ出された法事先で否応無しに犬の散歩に行かされる。久しぶりの外の世界、1人と1匹。無くしたモノ、拾ったモノ。
監督コメント
動物の撮影は難しいですよ。
監督について
原田真嗣
東京都出身
短編部門
熊の神
監督:山本亜季
2010年/30分/ドラマ
出演:藤田陽子 渡辺一志 奥秀太郎
あらすじ
世界は核の冬を迎え、社会的混沌から抜け出すために、日本は全体主義体制となる。軍のボランティアとして働くみゆきは、生き延びるために、究極の選択を迫られる。そして、不思議な出会いが彼女の運命を変える。
監督コメント
数あるアドベンチャーとしてのSFではなく、メッセージ性のあるSF作品を作りたいと思いました。その後東日本大震災による原子力問題が起き、核のもたらす恐ろしい世界が単に想像のことと思えなくなりました。
監督について
山本亜季
愛知県出身
短編部門
堀人
監督:内藤荘平
2010年/18分/ドラマ
出演:前田桂吾 木村知貴
あらすじ
男たるもの、憧れの人生の先輩に「穴を掘るぞ」といわれれば、共 に穴を掘らねばなりますまいか。無意味に見える穴の中で、きっと男には新しい世界が見えるはずです。
監督コメント
よろしくお願い致します。
監督について
内藤荘平
東京都出身
長編部門
チベットの風~Wind from Tibet
監督:N.ラーマ
2011年/82分/ドキュメンタリー
脚本:Nラーマ 制作団体:ラーマ・プロダクション
あらすじ
2008年の北京五輪聖火リレーへの抗議行動等からチベット問題を知ったN.ラーマ監督が、ラサとダラムサラを訪問取材したドキュメンタリー作品。本土 や亡命チベット人たちが窮状を訴える貴重なインタビューも多数収録。
監督コメント
神秘の国、チベット。知っているようで意外と知られていないヒマラヤの遠い国。意外と日本と関係も深い。監督自らカメラを片手に、ただ真実を知りたい一心でチベット人に会いに行った。そこで見たものは、自由と伝統保全を求める人々の切ない思いだった。
監督について
N.ラーマ
短編部門
One Leg Canyon
監督:オカダシゲル
2011年/7分/アニメーション
脚本・撮影・編集 オカダシゲル
あらすじ
折り紙を使って1コマずつ撮影したストップモーションアニメーション作品。ある日、谷底に落ちてきたある物。それを巡って折り紙で作ったキャラクター達が繰り広げる物語です。
監督コメント
今までにない新しいコマ撮りアニメーション作品を作りたいと思って制作しました
監督について
オカダシゲル
埼玉県出身
長編部門
想いは壁を通り抜けて、好きな人に逢いに行く
監督:頃安祐良
2011年/55分/ドラマ
出演:野田裕貴/根岸絵美/ハマカワフミエ/石橋征太郎/前野朋哉ほか
あらすじ
高校生の聡は塾のアルバイト講師の大学生、美由紀に恋をしている。 美由紀は毎日体のどこかにアザを作って教室にやってくる。彼氏に暴力を振るわれているのではないかと疑う聡は、美由紀に告げる「次の模試で100点取ったら先生を助けていいですか?」と。
監督コメント
本作品は、私が今まで制作した作品の集大成的作品として制作致しました。私のすべてを表現したエンターテイメント作品です。
監督について
頃安祐良
東京都出身
短編部門
おうちへかえろう
監督:佐藤福太郎
2011年/29分/ドラマ
出演:森本佑汰 / 小野結衣里 / 高久ちぐさ / 渡部遼介 / 小野孝弘 / 入口ユウノ / 小林美萌 / 扇田賢
あらすじ
保育園に通う妹、桃花を守り強く生きようとする小学生の5年の雄太。忙しい母親に甘える事も出来ず我慢が毎日の桃花。無力な子どもと無責任な大人。大きなジレンマの中で生きる雄太の小さな物語。
監督コメント
作られたドラマのない当たり前の日常。大人にとって些細な事でも子どもにとっては実は人生を揺るがすドラマであったりします。出演者の表情一つ一つ、セリフ一つ一つが映画を観て頂ける方の心に届いてほしいと願い制作致しました。
監督について
佐藤福太郎
東京都出身
長編部門
春夏秋冬くるぐる
監督:日原進太郎
2010年/45分/ドラマ
出演:松雪オラキオ、木田尊大、芦原健介、豊永晃太郎
あらすじ
木造ボロアパートに住む、大学四年生のおさむ。彼の部屋には、映画研究会の仲間が毎日の様に集う。変わり映えがなく、ただ何となく過ぎて行く日々。しかし、卒業が近づくにつれ、少しずつ何かが変わり始めた。
監督コメント
青春映画を作りたかった。「青春」といっても、青春真っ盛りなものではなく、その終焉について描きたかった。若者の「青春」は、長いモラトリアムを経て、いつか終わりをつげる。でも、終わらせたくなかった。そんな思いを作品の中に込めました。
監督について
日原進太郎
東京都出身