作品について
高校生の楓と梓弓は、アパートの中で一人で暮らす少年を見つける。少年を「モン」と名付け、誰にも見つからないように育て始める。
ある日、児童相談所職員・須貝と出会う。須貝はモンが幼児虐待の一種・育児放棄の被害に遭っているかもしれないと語り始めた…
出演:小室ゆら、西野実見、辻元 舞、田中 楽翔
監督・脚本・編集:加治屋 彰人
プロデューサー:津田 智
ラインプロデューサー:田中 洋崇
撮影:花村 也寸志
録音:島津 未来介
照明:福田 裕佐
アシスタントプロデューサー:島田 憲和
制作団体:Chelsea-works FILM
製作:SDP
監督コメント
現代日本において社会問題となっている児童虐待。なかでもネグレクト(育児放棄)に迫った作品。その問題を踏まえつつ、少子化・核家族化による現代日本の育児の不可能性、対他人に対する想像力を著しく欠いた大人たちや、子供への教育。それらを少女らの目を通して描いている。