監督 : 倉田健次
映画監督/脚本家/CMディレクター/小説家。『緋音町怪絵巻』山形国際ムービーフェスティバル「デジタルガレージ賞」、同年ロサンゼルス開催Chanoma映画祭正式出品。次世代を担う映像作家の発掘の為、全世界から選出される「サンダンス・NHK国際映像作家賞」にて『彼女のSpeed』グランプリ受賞。2013年復興支援映画『リトルウィング-3月の子供たち-』全国公開。ハリウッド開催「JAPAN FILM FESTIVAL LOS ANGELES」、山形国際ムービーフェスティバル特別招待上映。花澤香菜主演『君がいなくちゃだめなんだ』脚本/原作小説、菅田俊主演『Bad Moon Rising』脚本など担当。現在、監督/脚本の劇場長編作『藍色少年少女-Indigo Children-』が2016年1月都内劇場公開、全国ロードショー随時進行中。
監督コメント
日本では死者や死に直面した際、瞬間的に哀しみ、弔い、早く忘れようとする風潮があるように感じます。それが悪い事とは想いません。しかし私は海外の人々の様に死者や死にゆく者の夢や意向を、残った人間が誠実に背負い、生き続けていくという考え方にも共感します。本作は実姉の癌から、様々な人々の生死を眺め、知れた事から、初めてこのような題材に向かった作品です。生きているだけで人は可愛いのだと私は想うのです。