福井映画祭を2週間前に控えた2/14 (土),15(日)にプレイベントを開催いたします。
JR鯖江駅の2階に新しく出来た ‘えきライブラリーtetote’ にて
14日(土)は昭和30年に鯖江で撮影された幻の教育映画「村のいぶき」と
2011年に鯖江市河和田地区にて撮影された「やさしい器」
15日(日)は昨年の福井映画祭で長編部門グランプリを獲得した 「ひだまりのこどもたち」 と
その監督原田真嗣さんの 「ネコの頭でお散歩を。」を合わせて上映します。
映画祭で作品を見逃した方も戦後の鯖江の貴重な映像を見たい方もぜひこの機会に!
福井映画祭2015プレイベント
会場: えきライブラリーtetote Live space Comfort(JR鯖江駅2階)
日時:2/14(土)・2/15(日) 19:30開場 19:45開始
料金:500円(1drink付き)
2/14(土)
「村のいぶき」(1955年/18分)
戦後初期に鯖江市の農村を舞台に撮影され、その後存在が分からなくなっていた教育用映画。貧困だった児童の食生活改善を呼びかけ、当時の暮らしぶりがうかがえる貴重な映像資料。
「やさしい器」監督: 高野充晃 (2012年/35分)
昨年、鯖江市で撮影された映画「恋の手本」の高野監督と福井映画祭制作による2012年作品。鯖江市河和田地区にて撮影され、全国各地の映画祭で入選、受賞を果たした。
都会で働いていたが、挫折し、引きこもりになった兄。兄のかわりに家業の漆器を継いだ弟。弟の彼女に子どもができたことによって、二人は岐路に立つ。引きこもりの兄は弟のために行動する。
2/15(日)
「ネコの頭でお散歩を。」監督:原田真嗣 (2010年/26分)
福井映画祭2011入選作品。
純子は、ひきこもりの中学生。日々することといえばネット友達と交わす虚構現実の会話。ある日、連れ出された法事先で否応無しに犬の散歩に行かされる。久しぶりの外の世界、1人と1匹。無くしたモノ、拾ったモノ。
「ひだまりのこどもたち」監督: 原田真嗣 (2013年/67分)
福井映画祭2013長編部門グランプリ(観客賞)受賞作品。
解体工で働く竹内は、港近くの小さな町で無邪気な仲間たちと楽しく毎日を過ごしていた。
ある日、竹内たちの前に薫という青年が現れる。ためらい無く薫を受け入れ、一緒に暮らし始める彼ら。自然とその優しい生活に溶け込んでいく薫。彼らだけの場所だった日常は、薫の存在によって静かにずれはじめていく。
隠れていた気持ち、明らかになる竹内の過去。そして、薫は竹内にある秘密を打ち明ける。