本年は277本のご応募をいただき、約2ヶ月間の一次審査期間で実行委員会が全作品の中から33作品を選ばせていただきました。二次審査では参加者を有志の方に広げて意見を聞き、最終的に長編部門4本、短編部門4本、アニメーション部門5本の計13本を上映作品として選出いたしました。
ご応募いただいた皆様には改めてお礼申し上げます。
入選作品は12/1、2の福井映画祭で上映し、観客の皆様の投票により、各部門のグランプリが決定いたします。
様々なメディアで映画・映像作品が作られ観られる状況の中で、自主制作映画に注目が集まっている今、あらためて私達が何を発信するのかを考え選んだ13作品です。
福井映画祭に送られてきた作品群を通じて感じた「現在」をラインナップに凝縮し、福井の観客と作家のみなさんとともにそれを共有すること。それによって映画を深く味わい、考え、楽しんでいただける場となることを願っております。
今年は今まで開催していた鯖江市文化センターを離れ、福井市中心部の歴史ある映画館・福井メトロ劇場で開催することとなりました。
新たな場所で心機一転、映画祭を盛り上げていく所存です。
『福井映画祭12TH』は 12月1日(土)・2日(日)に福井メトロ劇場で開催いたします。
どうぞ今後とも福井映画祭をよろしくお願いいたします。
福井映画祭実行委員会 実行委員長
酒井 潤
福井映画祭12TH 入選作品
※順番は作品応募順です。
長編部門
『戻る場所はもうない』
監督:笹井歳春
2017年 / ドラマ / 44分
『シアノス』
監督:松本 剛
2018年 / ドラマ / 40分
『ある惑星の散文』
監督:深田隆之
2017年 / ドラマ / 98分
『ドブ川番外地』
監督:渡邉安悟
2018年 / ドラマ / 82分
短編部門
『太宰橋』
監督:今尾 偲
2017年 / ドラマ / 21分
『金色』
監督:布瀬雄規
2017年 / ドラマ / 29分
『にんげんにうまれてしまった』
監督:賀々贒三
2017年 / ドラマ / 20分
『RIP』
監督:酒井善三
2018年 / ドラマ / 17分
アニメーション部門
『WATER IN THE CUP』
監督:加藤郁夫
2018年 / アニメ / 5分 43秒
『マイリトルゴート』
監督:見里朝希
2018年 / アニメ / 10分 13秒
『日曜日の恋人たち』
監督:斎藤有里
2018年 / アニメ / 7分 58秒
『ナマハゲのお盆帰り』
監督:戸嶋優多
2018年 / アニメ / 7分 30秒
『Babysitter』
監督:城井 文
2017年 / アニメ / 4分 49秒
一次審査通過作品
長編部門
『カランコエの花』
監督:中川 駿
『何でもない。』
監督:藤原里歩
『葛根廟事件の証言』
監督:田上龍一
『キユミとサユル 四部作』
監督:杉田 愉
『灰色』
監督:鈴木康太
『シャシャシャ』
監督:亀井史興
『ハッピーアイランド』
監督:渡邉裕也
短編部門
『声』
監督:串田壮史
『stage』
監督:太田真博
『dear TOKYO』
監督:堀井綾香
『パーソナルスペース』
監督:楠 彩
『三つの朝』
監督:根岸里紗
『ラジオスターの奇跡』
監督:石川真吾
『見えない、光』
監督:高橋良多
『FUNNY DRIVE』
監督:中元 雄
『Tokyo.ink』
監督:ぼんさい
『ファイナル・デッド・バースデー』
監督:アベラヒデノブ
アニメーション部門
『AYESHA』
監督:小原正至
『Birth-おどるいのち』
監督:若見ありさ、池田爆発郎、大橋弘典
『蘆屋家の末裔』
監督:吉田惇之介
映画祭データ(コンペティション)
応募総数:277本
<短編部門>
応募数:155本
年齢:18歳~50歳(平均32.48歳)
平均時間:19.27分
性別:男性130人(83.9%)、女性25人(16.1%)
<長編部門>
応募数:98本
年齢:22歳~47歳(平均33.7歳)
平均時間:68.16分
性別:男性88人(89.8%)、女性10人(10.2%)
<アニメーション部門>
応募数:24本
年齢:19歳~50歳(平均30.3歳)
平均時間:9.1分
性別:男性16人(66.7%)、女性7人(29.2%)その他1人(4.1%)