長編部門
2017.02.11sat 16:20~
ねぼけ
監督:壱岐紀仁 2015年/ドラマ/111分
作品について
何事も中途半端で自堕落な落語家の三語郎が、恋人の真海に去られて初めてその大切さに気付き、覚悟を決めて彼女の故郷へ向かう姿を描きだす。そこで三語郎は真海の秘められた過去を知ることになるが...人生という名の無常が、二人の間に容赦なく横たわる。
- 出演
- 友部康志
- 村上真希
- 入船亭扇遊
- 大竹佳那
- 秋山勇次
- 吉田智則
- 代田正彦
- 緒方利幸
- 椎井蘭
- 脚本
- 壱岐紀仁
- 撮影
- 壱岐紀仁
- 白川祐介
- 編集
- 壱岐紀仁
- 音楽
- 織田祐亮
- 主題歌
- 「イトナミ」イノトモ
- 制作団体
- 壱岐紀仁/映画「ねぼけ」製作委員会
監督 : 壱岐紀仁
1980 年、宮崎県生。映画監督、写真家。武蔵野美術大学映像学科卒。
民俗学者/宮本常一に影響を受け、フィールドワークを重ねながら神話伝承を再構築した独自の幻想世界を次々に発表。国内外の映画祭やアート・コンペティションで高い評価を受ける。初監督作となる映画「ねぼけ」が、モントリオール世界映画祭に正式出品。
【 受賞暦 】
アミューズ・アートジャム/グランプリ、アジアン・デザインコンペティション/準グランプリ、TAGBOAT Next GenerationS/グランプリ、TOKYO FRONT LINE/審査員特別賞、バンクーバー国際映画祭 (短編映像)、釜山国際映画祭 (短編映像)、モントリオール世界映画祭 (長編部門)
監督からのメッセージ
人も自分も責めてしまう現代にあって、“ダメさ”を含めた人間性の豊かさを問いかけるべく、映画「ねぼけ」は生まれてきました。人生の悲しいことも、嬉しいことも、自分を支えてくれる人がいてこそ、初めて生まれるものです。本作を通じ、当たり前すぎて気付けなかった、誰かのやさしさを感じて頂けたら嬉しいです。