短編部門
2017.02.12sun 15:05~
短編部門・審査員特別賞
もやのなか
監督:綿貫楓 2016年/ドラマ/26分
作品について
2015年9月、安全保障関連法案が可決されました。それとは全く関係のないところで、人に合わせ普通の生活を送っている普通の女子高生がいました。なんてことない日々を送っていた主人公は、ある少女と出会い変わっていく。関係ないはずの世界が繋がっていく―
- 出演
- 増田優子
- 岩崎日南子
- 山下莉々加
- 久保田亜見
- 脚本
- 綿貫楓
- 撮影
- 大谷燿司
- 助監督
- 須藤結理
- 録音
- 和田遥香
- 照明
- 市川健斗
- 編集
- 綿貫楓
- 制作団体
- 成城大学映画研究部
監督からのメッセージ
この作品は、去年の夏に国会前でデモを起こした学生達と、私や私の周りの友達との間に「差」を感じたことから始まりました。世間は連日騒いでいるのに、きっと普通の学生の中ではなにが起こっているのかよくわからないままあの夏が過ぎていったように思います。中高生なら学校が社会の全てなのでよりそうだったと思います。でも、学校という社会の縮小版の中で見つけた歪みともなにかつながるのではないかと思い、映画にしました。