福井映画祭マスコットキャラクター
「シネパオ〜ン」(2代目)

福井映画祭とは?

全国には、自主制作映画と呼ばれる自分たちの手で映画を作る人たちがいます。しかし、自主制作映画を一般の方に見てもらえる機会が少ないのが現状です。自主制作映画だって面白い!ということを伝えたく、福井映画祭は毎年開催されています。今年で4回目を迎える福井映画祭は、全国から自主制作映画を募集し、その中から選りすぐられた作品を上映するイベントです。今年は、11月22日(日)に、鯖江市文化センターで開催されます。今秋公開の全国東映系映画「火天の城」の田中光敏監督が、今年も特別審査員として福井映画祭に参加していただきます! 11月22日は、鯖江市文化センターに是非お越しください。


実行委員長あいさつ

「伝える」ことを大切にする映画祭。

全国には、自分たちの手で映画を作る人たちがいます。学生や社会人で時間の合間を縫って作る人々。年間数え切れないほどの自主制作映画が作られています。その多くが、誰かに見て欲しいという思いを込めて作っている。見て欲しいということは同時に、「伝えたい」ものがあるということだと思います。誰かがやっている行為はまた別の誰かに返って、そうやってこの世界は流れているのだと感じることがあります。映画もまた、自分がこの世界で体験したこと、考え悩みぬいたことを作品という形に表現して、自分の知らない誰かに伝える。お客さんは映画から何かを感じ取る。それは、おこがましい言い方ではありますが、作り手がお客さんに贈る恩返しみたいなものなのではと考えることがあります。だからこそ、「伝えたい」という思いを大切にしたい。その橋渡しに映画祭という場があるのだと思います。毎年、多くの出品者の方が会場に足を運んでいただいています。自分たちが苦心して作った作品を会場で大きなスクリーンを前にお客さんと一緒に見る。作品は見て初めて映画になるとよく言われますが、まさに映画祭とは、作品が完成する場なのだと思います。作り手の方が作品を完成する瞬間に立会えるのは映画祭ならでは。手厳しい反応から、感謝までお客さんから伝えられ帰ってくる反応は、作り手にとって次の作品を作る活力になります。作品の作り手とお客さんの間で「伝え」「伝えられ」のキャッチボールを大切にしたいのです。僕たちの映画祭は、作品の優劣をつける訳でも、優れた映像作家を発掘する訳でもない。ただ単純に、自主制作映画を知らない皆様に、「自主制作映画って案外面白いじゃん!」と感じていただきたいだけなのです。決して自主制作映画は、商業映画に劣りません。私たち福井映画祭はお越しになった皆様にそのことを伝えたいのです。是非映画祭当日は、鯖江市文化センターに足をお運びください。

福井映画祭2009実行委員長 有元真一

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