福井映画祭 17TH
『Summertime』場面写真
DAY1 11.07 15:47〜 36分/短編
  • 短編部門
  • ドラマ
  • 36分
  • 2025年

サマータイム Summertime

母を突然亡くし、残された家族との距離が埋まらないまま日々を過ごす高校生・晴明。学校でも家庭でも心の拠り所を失い、友人や異性との関係もどこか空虚、やがて過激な行動に走るようになる

監督コメント

喪失と孤独に苛まれた少年が、社会との接点を見失い、自滅的に崩れていく姿を描いた

STILLS

CREDIT

出演
持田唯颯、森瀬春香、伊住聰士、梨菜子、篠田涼也、辻悠太郎、島田祐二、小野口嘉一郎、朝香美昭、永原真緒美、福居惇平、四戸悠輝、島貫裕規、川崎凛翔、田口湧士
監督・脚本
江口 陽彦
プロデューサー
藤村 寿伸
演出
チェ・ウォンギ、堤 響樹、佐藤 里樹
撮影
ブサール・ケムラジ、山下 竜輝、小倉 欣也、橋本 拓海
音響
山崎 隆介、井上 七海、尾田 流星
照明
伊藤 美紅、古井 琴子
美術
スウ・マカン
編集
鈴木 健悟
制作
藤村 寿伸、仲道 友佑、高島 泰西
スクリプター
末長 来夢
車両
福田 渉
照明助手
加藤 碧人、栗原陽大、石賀 晴人、小川郁眞、星加弘基、高杉隼都
音楽
四戸悠輝
指導
高山隆一、馬場一幸、山田均

Q&A 監督へのアンケート

Q1この映画を撮ろうと思ったきっかけは何ですか?

卒業制作の脚本を考えてるとき、「イカとクジラ」を見てこんな風に最後に何かを見て終わる作品にしたいなあと思って書き始めました。今回は中編くらいの尺で作るとのことだったので、わかりやすく構成を作った方がいいかなあと思い、キーとなるアイテムを拾う、捨てる、盗むという構成にしてそこに肉付けしていく感じで書きました。参考にした映画が「イカとクジラ」ということもあって自然と内容は家族の話で大人はわかってくれない系になりました。拾うのが猪の頭蓋骨になったのはビジュアルが良かったからです。ただ今になって露骨過ぎたかなとは思ってます。内容に関しては1人の人間を中心に周りが見えてくるような話にしたかったというのがあり、高校生が学校と家を行ったり来たりする話にしました。その点は割と魅力的に撮れたかなと思ってます。

Q2人生を変えた映画・繰り返し見ている作品を教えてください

映画を見始めたきっかけは「悪魔のいけにえ」などのホラー映画でした。今でも凄い映画だと思いますが、初めて見た中学三年生くらいのときは本当にヤバいのを見ちゃったと思ったのを覚えてます。高校生になるといろんなジャンルの映画を見はじめ、たまたま見た「ホーリーマウンテン」で、映画って何やってもいいんだなと思い、自分でも作れるのでは?となり、映画制作の道を志したのを覚えてます。
これまで挙げた作品は人生の中で大事な転機になった作品たちですが、本当に好きで繰り返し見てるのは「ブギーナイツ」「ファーゴ」「ハイスクール白書」などの90年代のアメリカ映画たちです。あの手のブラックコメディ人間讃歌が特に好きで、「Summertime」の直接的な影響元になってると思います。黒沢清やクロード・シャブロル、フランソワ・オゾンの映画も根底では近しいテーマを共有してる気がして、凄く好きです。