福井映画祭12TH受賞された監督よりコメントを頂きました

長編部門 観客賞(グランプリ) 
『 戻る場所はもうない 』 監督:笹井 歳春

 
福井メトロ劇場という素晴らしい映画館で作品を上映して頂けたこと、そして、観客投票の結果グランプリを頂けたことに大変感謝しております。ありがとうございました。主演のルー大柴さんにも良い報告が出来たので安堵しております。
そもそも、この映画は暗く重い内容なので、観てる人に敬遠されてしまうのではないか?面白くないのではないか?と不安を抱えながら作っていただけに観客賞を頂いたことは意外でしたが、とても嬉しかったですし、今後の励みになります。
また、私ごとですが、福井へ出発する前日に「急性胃腸炎」という病魔に襲われてしまい、映画祭への参加を躊躇していたのですが、断腸の思いで参加して良かったです。次回作が面白い作品になるよう取り組みます。
 
 

短編部門 観客賞(グランプリ)
『 金色 』 監督:布瀬 雄規

 
今回はグランプリという素晴らしい賞をいただきありがとうございます。
福井映画祭は周りの監督からいい映画祭だと聞いていたので、ぜひ参加したいと思っていたのですが、前年に開催されず、残念だなと思いながらも、諦めていました。そんな折にご縁があり、再開したことを聞いたので、折角ならと制作から少し時間が経っておりましたが、応募させて頂きました。ですので、福井映画祭が「金色」にとって最後の映画祭になります。その最後の映画祭で、このような賞、それも見てくださった方々から選んでいただいたグランプリということで非常に嬉しく思っています。
今後は長編の映画にも挑戦したいと思っています。福井映画祭はもちろんですが、福井で劇場公開していただけるような作品を撮りますので、ぜひその際は皆さまに見ていただければと思います。
ご一緒させていただいた監督の皆さま、また映画祭を開催してくださったスタッフの皆さま、劇場の皆さま、そして見に来てくださった皆さま、この度は本当にありがとうございました。
 
 

アニメーション部門 観客賞(グランプリ)
『 マイリトルゴート 』 監督:見里 朝希

 
この度は素晴らしい賞を頂きありがとうございました。映画祭実行委員の皆様・関係者の方々、観客の皆様に感謝致します。
この作品は有名なグリム童話「オオカミと7匹の子ヤギ」を題材にしたお話です。親の行き過ぎた愛情は果たして正義なのか?という疑問を観る人に与えたかったのです。ネグレクトは問題視されるし犯罪だけど、過保護は犯罪じゃない。しかしそれは子供に自分について学ばせる機会を失わせる。一方的な愛情に対する違和感を余韻として残したいと思い、制作をしました。
映像とは悪く言ってしまうと、見る人の時間を奪ってしまうものだと思っています。だからこそ見て良かった、楽しかったと思ってもらえるような表現や演出、為になったと思ってもらえるようなメッセージを含めることが大切だと思い制作をしました。できるだけ観客の皆様に、途中で飽きずに最後までご覧いただけるかということも考えていました。だからこそ、今回福井映画祭で観客の方々に作品を気に入って頂けたことを大変嬉しく思っています。
制作関係者である音楽制作者や大学院の方々そして家族にも感謝致します。
本当にありがとうございました。
 
 

審査員特別賞
『 R I P 』 監督:酒井 善三

 
入選し、上映していただけるだけでも十分すぎるほどありがたいのですが、特別賞としても選んでいただき感無量です。
自分の映画であれ、他のものであれ、自分が面白いと思えることを、人が面白いと思ってくれるほど嬉しいことはないなと感じています。
(もちろん見た後に意見の相違を話せることも楽しいのですが)
映画においては、作品の良し悪しは見る人によって大きく違うと思いますし、最終的には好みの問題となるだろうと思います。理屈でそうわかっていても、作るのはとても孤独です。もちろん仲間と一緒に作っているのですが、みんな不思議とそう感じているのではないでしょうか。僕は心の中では「どこかに気に入ってくれる人がいる」と思えることで、ようやく作れる気がしています。
数年前、僕らの映画を面白がってくださったのは、誰よりも福井映画祭の方々でした。なので、本作も福井映画祭スタッフの方々、観客の方々のおかげで作ることができたと思います。もちろん次の作品もそうですし、きっと今後の全部がそうだと思います。その意味で、僕にとって宝物の賞です。
大事にして、今後も僕たちが面白いと思うものを仲間と作りたいと思います。
ありがとうございます。
 
 

審査員特別賞
『 シアノス 』 監督:松本 剛

 
この度は福井映画祭12TH 審査員特別賞を頂き、誠にありがとうございました。
自身、第9回以来2度目の福井映画祭でした。前回の上映後に登壇した際、今回の作品「シアノス」の構想を話したことを覚えています。それが形となり再び福井の地で上映できたことがとても嬉しく思います。また、福井映画祭はとても温かく、実行委員の皆様の映画祭に対する熱い情熱は僕たち映画を志す人間の大きな支えであることを実感しました。僕が福井映画祭に恩返しができるとしたらきっと映画をつくることでしかないと思います。頂いた賞に恥じることのないよう、これからも精進して参ります。
ありがとうございました。