福井映画祭 17TH
『宙ぶらりんの家』場面写真
DAY1 11.07 13:56〜 50分/長編
  • 長編部門
  • ドラマ
  • 50分
  • 2026年

チュウブラリンノイエ 宙ぶらりんの家

誰も住まなくなった実家の記録写真を撮るため、東京から岸和田へ帰省した鈴里。女優業も恋人との関係もうまくいかず、行き場のない思いを抱えていた彼女は、映画監督を目指す友人・暁斗や姉・柚里との再会を通して、自身の過去や現在と向き合っていく。岸和田の風景の中で、一人の女性の小さな変化を静かに描く物語。

監督コメント

ここに描きたかったのは、一人の女性の小さな選択です。夢をあきらめずに進む道もあれば、いったん手放す道もある。どちらが正しいということではなく、その選択さえも人生の通過点なのだと思います。立ち止まったり、迷ったりしながら、それでも日々を生きていく。そんな時間の中にある心の揺れを、岸和田の風景とともに静かに描きました。

STILLS

CREDIT

出演
堂ノ下沙羅、佐河ゆい、井上遥、真白るか、本橋佳代子、松澤弘晶、杉浦一輝、義梛くん
企画・製作
堂ノ下沙羅
音楽
押谷沙樹
撮影・スチール
アベトモユキ
衣装
カミフクモトジュン(tone)
メイク
加本晴香、冨永鈴、西田優姫、吉田愛依子
監督・脚本・録音・編集監督・脚本・
録音・編集
渡邉高章

Q&A 監督へのアンケート

Q1この映画を撮ろうと思ったきっかけは何ですか?

『宙ぶらりんの家』は、主演の堂ノ下沙羅さんから「近い将来、実家がなくなってしまう」という話を聞いたことをきっかけに生まれた作品です。失われると知った瞬間によみがえる何気ない記憶や、人を形づくる思い出の大切さに心を動かされ、映画として残したいと思いました。なお、ロケ地となった家は、実際に堂ノ下さんが育ったご実家です。

Q2人生を変えた映画・繰り返し見ている作品を教えてください

映画の感動を初めて教えてくれたのは、フェデリコ・フェリーニ監督の『道』でした。この作品は、映画の見方を180度変えてくれました。それ以来、フェリーニの映画は私にとって特別な存在です。
繰り返し観ているのは、小津安二郎監督の作品です。シンプルな映画に見えて、その奥にある映画の力に、観るたびに圧倒されます。何度観ても飽きることがありません。