写真の女

監督:串田壮史
2020年 / 88分 / ドラマ
監督・脚本:串田壮史 / 撮影:大石優 / 編集:山本ガウディ徳 / 照明:佐伯琢磨
音楽:伏見仁志、斎藤茂彦 / 美術:奥谷駿友 / スタイリスト:櫻井まさえ / 特殊メイク:西村喜廣
製作:西村伸、佐藤洋輔
出演:永井秀樹、大滝樹、猪股俊明、鯉沼トキ
制作団体:ピラミッドフィルム
長編部門 2020.11.8 sun 14:50 -
あらすじ
女性恐怖症のレタッチャーである械は、ある日、体に傷がある女・キョウコと出会う。
械はキョウコに頼まれ、画像処理によって傷のない美しい姿を生み出す。
キョウコはその姿に魅了されてゆく一方で、自分の存在が揺らぎ始めてゆく。
監督コメント
人間とは、自然体の姿と、理想の姿の間で、常に揺れ動くものであり、理想と現実を比べて、落胆したり、傷ついたりして、本当の自分を好きになれないもの。その間で揺れることで、自分が生きる意味とか理由とかを探さずにはいられない状態に陥ってしまう。そんな状況にいる現代の観客に向けて、自分を愛せるのは自分しかいないのだと、高らかに大胆に謳いあげようというのが、本作品が今生み出された理由です。
串田壮史 KUSHIDA TAKESHI
1982年生まれ / 大阪府出身
映像ディレクター
「写真の女」で初長編映画を監督。ピラミッドフィルム 在籍。

声 (2017) Jury’s Stellar Award (最高賞) - Black Maria Film Festival
地球は青かった (2015) GRAND PRIX - 国際平和映像祭
I AM A CAMERA (2013) JURY PRIZE - GR Movie Festival
REINCARNATION (2008) 審査委員会推薦作品 – 文化庁メディア芸術祭
Hide and Seek (2005) GOLD PRIZE - Bilbao International Short and Documentary Film Festival
KANNNON (2004) SPECIAL MENTION - WRO Media Art Biennale
FLOW (2003) FIRST PRIZE – Lille International Short Film festival