12.1sat-2sun メトロ劇場にて

12TH トレーラーを公開!
福井映画祭12TH 結果発表
長編部門 観客賞(グランプリ)
戻る場所はもうない
監督:笹井 歳春 44分/長編ドラマ
受賞コメントを読む
福井メトロ劇場という素晴らしい映画館で作品を上映して頂けたこと、そして、観客投票の結果グランプリを頂けたことに大変感謝しております。ありがとうございました。主演のルー大柴さんにも良い報告が出来たので安堵しております。
そもそも、この映画は暗く重い内容なので、観てる人に敬遠されてしまうのではないか?面白くないのではないか?と不安を抱えながら作っていただけに観客賞を頂いたことは意外でしたが、とても嬉しかったですし、今後の励みになります。
また、私ごとですが、福井へ出発する前日に「急性胃腸炎」という病魔に襲われてしまい、映画祭への参加を躊躇していたのですが、断腸の思いで参加して良かったです。次回作が面白い作品になるよう取り組みます。
短編部門 観客賞(グランプリ)
金色
監督:布瀬 雄規 29分/短編ドラマ
受賞コメントを読む
今回はグランプリという素晴らしい賞をいただきありがとうございます。
福井映画祭は周りの監督からいい映画祭だと聞いていたので、ぜひ参加したいと思っていたのですが、前年に開催されず、残念だなと思いながらも、諦めていました。そんな折にご縁があり、再開したことを聞いたので、折角ならと制作から少し時間が経っておりましたが、応募させて頂きました。ですので、福井映画祭が「金色」にとって最後の映画祭になります。その最後の映画祭で、このような賞、それも見てくださった方々から選んでいただいたグランプリということで非常に嬉しく思っています。
今後は長編の映画にも挑戦したいと思っています。福井映画祭はもちろんですが、福井で劇場公開していただけるような作品を撮りますので、ぜひその際は皆さまに見ていただければと思います。
ご一緒させていただいた監督の皆さま、また映画祭を開催してくださったスタッフの皆さま、劇場の皆さま、そして見に来てくださった皆さま、この度は本当にありがとうございました。
アニメーション部門 観客賞(グランプリ)
マイリトルゴート
監督:見里 朝希 10分/アニメーション
受賞コメントを読む
この度は素晴らしい賞を頂きありがとうございました。映画祭実行委員の皆様・関係者の方々、観客の皆様に感謝致します。
この作品は有名なグリム童話「オオカミと7匹の子ヤギ」を題材にしたお話です。親の行き過ぎた愛情は果たして正義なのか?という疑問を観る人に与えたかったのです。ネグレクトは問題視されるし犯罪だけど、過保護は犯罪じゃない。しかしそれは子供に自分について学ばせる機会を失わせる。一方的な愛情に対する違和感を余韻として残したいと思い、制作をしました。
映像とは悪く言ってしまうと、見る人の時間を奪ってしまうものだと思っています。だからこそ見て良かった、楽しかったと思ってもらえるような表現や演出、為になったと思ってもらえるようなメッセージを含めることが大切だと思い制作をしました。できるだけ観客の皆様に、途中で飽きずに最後までご覧いただけるかということも考えていました。だからこそ、今回福井映画祭で観客の方々に作品を気に入って頂けたことを大変嬉しく思っています。
制作関係者である音楽制作者や大学院の方々そして家族にも感謝致します。
本当にありがとうございました。
審査員特別賞
R I P
監督:酒井 善三 17分/短編ドラマ
受賞コメントを読む
入選し、上映していただけるだけでも十分すぎるほどありがたいのですが、特別賞としても選んでいただき感無量です。
自分の映画であれ、他のものであれ、自分が面白いと思えることを、人が面白いと思ってくれるほど嬉しいことはないなと感じています。
(もちろん見た後に意見の相違を話せることも楽しいのですが)

映画においては、作品の良し悪しは見る人によって大きく違うと思いますし、最終的には好みの問題となるだろうと思います。理屈でそうわかっていても、作るのはとても孤独です。もちろん仲間と一緒に作っているのですが、みんな不思議とそう感じているのではないでしょうか。僕は心の中では「どこかに気に入ってくれる人がいる」と思えることで、ようやく作れる気がしています。
数年前、僕らの映画を面白がってくださったのは、誰よりも福井映画祭の方々でした。なので、本作も福井映画祭スタッフの方々、観客の方々のおかげで作ることができたと思います。もちろん次の作品もそうですし、きっと今後の全部がそうだと思います。その意味で、僕にとって宝物の賞です。
大事にして、今後も僕たちが面白いと思うものを仲間と作りたいと思います。
ありがとうございます。
審査員特別賞
シアノス
監督:松本 剛 40分/長編ドラマ
受賞コメントを読む
この度は福井映画祭12TH 審査員特別賞を頂き、誠にありがとうございました。
自身、第9回以来2度目の福井映画祭でした。前回の上映後に登壇した際、今回の作品「シアノス」の構想を話したことを覚えています。それが形となり再び福井の地で上映できたことがとても嬉しく思います。また、福井映画祭はとても温かく、実行委員の皆様の映画祭に対する熱い情熱は僕たち映画を志す人間の大きな支えであることを実感しました。僕が福井映画祭に恩返しができるとしたらきっと映画をつくることでしかないと思います。頂いた賞に恥じることのないよう、これからも精進して参ります。
ありがとうございました。
おかげさまで福井映画祭12周年
福井映画祭は2006年から始まり、おかげさまで、第12回を迎えることができました。コンペ部門では国内外より277作品のご応募をいただきました。その中から選ばれた13作品を上映し、観ていただいたお客様の投票によりグランプリを決める映画祭です。日曜午前はアニメーション部門のみ一挙に上映いたしますので、ご家族でもお楽しみ頂けると思います!各日の最後には国内外で話題の作品を招待作品として上映いたします。若手映画作家による「さまざまな現在」を感じ、楽しんで頂ければ幸いです。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
開催概要
名称 第12回 福井映画祭
期間 2018年12月1日(土)~2日(日)
応募 応募総数:277作品
上映 [長編部門] 4作品
[短編部門] 4作品
[アニメーション部門] 5作品
[招待作品] 2作品 ※特別先行上映含む
主催 福井映画祭実行委員会
後援 福井県、福井市
協賛 まき乃呉服店、益茂証券 株式会社、opt duo inc、福井を楽しむ情報サイトふーぽ、映像lab Q-EDIT合同会社、ケアン、たんなんFM おおきんのの歌、江戸寿し 丸岡店、粋美苑 ほりえ、有限会社 丹羽かじや、勇寿司、株式会社 窪田プラスチック、株式会社 特機サービス、越前あわら温泉 長谷川、あわら温泉 みのや泰平閣、あわら湯けむり映画祭、空中BOOKS、居酒屋マルクチ、SEWI、田中光敏事務所 わにぶちたつこ、月刊fu編集長 堀一心
敬称略
Poster design GURUGURU GRAPHIXXX
12.01 sat
12:30 開場
13:00 オープニング
13:10 短編『太宰橋』
13:38 短編『金色』
14:15 休憩(15分)
14:30 長編『シアノス』
15:20 休憩(15分)
15:35 長編『ドブ川番外地』
17:05 入替
17:45 特別先行上映『僕の帰る場所』 別途料金
19:40 終演
12.02 sun
10:30 開場
11:00 オープニング
11:10 アニメ『WATER IN THE CUP』
11:20 アニメ『Babysitter』
11:29 アニメ『日曜日の恋人たち』
11:42 アニメ『ナマハゲのお盆帰り』
11:55 アニメ『マイリトルゴート』
12:10 昼休憩(50分)
13:00 長編『ある惑星の散文』
14:45 休憩(15分)
15:00 短編『にんげんにうまれてしまった』
15:25 短編『RIP』
15:50 休憩(15分)
16:05 長編『戻る場所はもうない』
16:55 休憩・投票(30分)
17:25 招待上映『ひかりのたび』
19:10 表彰式・エンディング
19:25 終演
  • 長編部門
    1〔土〕
    14:30
    シアノス
    監督:松本 剛 40分/長編ドラマ
    1〔土〕
    15:35
    ドブ川番外地
    監督:渡邉 安悟 82分/長編ドラマ
    2〔日〕
    13:00
    ある惑星の散文
    監督:深田隆之 98分/長編ドラマ
    2〔日〕
    16:05
    戻る場所はもうない
    監督:笹井 歳春 44分/長編ドラマ
  • 短編部門
    1〔土〕
    13:10
    太宰橋
    監督:今尾 偲 21分/短編ドラマ
    1〔土〕
    13:38
    金色
    監督:布瀬 雄規 29分/短編ドラマ
    2〔日〕
    15:00
    にんげんにうまれてしまった
    監督:賀々 贒三 20分/短編ドラマ
    2〔日〕
    15:25
    R I P
    監督:酒井 善三 17分/短編ドラマ
  • アニメーション部門
    2〔日〕
    11:10
    WATER IN THE CUP
    監督:加藤 郁夫 6分/アニメーション
    2〔日〕
    11:20
    Babysitter
    監督:城井 文 5分/アニメーション
    2〔日〕
    11:29
    日曜日の恋人たち
    監督:斎藤 有里 8分/アニメーション
    2〔日〕
    11:42
    ナマハゲのお盆帰り
    監督:戸嶋 優多 8分/アニメーション
    2〔日〕
    11:55
    マイリトルゴート
    監督:見里 朝希 10分/アニメーション
  • 特別先行上映
    12.1〔土〕17:45~
    戻る
    東京国際映画祭で二冠の快挙!世界各地で受賞、上映され注目を集める日本・ミャンマー合作映画。
    来年の福井公開に先がけて特別先行上映‼︎
    『僕の帰る場所』
    監督:藤元 明緒
    予告編を観る
    東京の小さなアパートに住む、母のケインと幼い二人の兄弟。入国管理局に捕まった夫アイセに代わり、ケインは一人家庭を支えていた。日本で育ち、母国語を話せない子ども達に、ケインは慣れない日本語で一生懸命愛情を注ぐが、父に会えないストレスで兄弟はいつも喧嘩ばかり。ケインはこれからの生活に不安を抱き、ミャンマーに帰りたい想いを募らせてゆくが——。
    世界的な関心事項である”移民“という題材を、ミャンマーでの民主化の流れや在日外国人の家族を取り巻く社会を背景に描く。
    2017年/ドラマ/98分
    監督について
    Akio Fujimoto
    1988年大阪府生まれ。大学で心理学・家族社会学を学んだ後、ビジュアルアーツ専門学校大阪・放送映画学科に入学。卒業制作である短編映画『サイケファミリア』が、ドバイ国際映画祭、なら国際映画祭などで上映。長編初監督作品となる、『僕の帰る場所』を日本ミャンマーを舞台に5年の月日をかけ完成させる。現在、制作拠点をミャンマー・ヤンゴンに移し、日本ミャンマー合作映画制作のマネージメントやテレビドキュメンタリー制作のディレクターに携わる等、国際的に活動している。
  • 招待上映クロージング作品
    12.2〔土〕17:25~
    戻る
    新鋭・澤田サンダー監督(福井映画祭9TH審査員特別賞受賞)の劇場デビュー作が来福!
    “故郷”を裏切り続ける父の秘密、失われた“郷里”に焦がれる娘の罪。
    『ひかりのたび』
    監督:澤田サンダー
    予告編を観る
    とある地方都市に冷酷非情なやり方で成り上がった不動産ブローカーの男がいた。高校三年生の娘は父親が荒らしたこの町に愛着を持っている。表立たずに暗躍し町にとって異分子である男と、男の裏の顔に気付きながらも共に暮らす娘。父娘の交差する思いは紆余曲折しながらも結びついていく。不動産売買というテーマを巡ってモノの価値、さらには人間の本質的な真価を冷静に見極める怖さと危うさを描いた本作。“優しさ”と“怖さ”を兼ね備えた「金(マネー)」の原点を顧み、幸福を覆う不道徳の在り方を提示する。
    2017年/ドラマ/91分
    監督について
    Thunder Sawada
    1976年5月22日生まれ、青森県弘前市出身。
    2007年 絵本「幼なじみのバッキー」で岡本太郎現代芸術賞に入選。2010年に東京芸術大学大学院映像研究科に入学。在学中に伊参スタジオ映画祭や函館港イルミナシオン映画祭など、複数の脚本賞を受賞し、伊参スタジオ映画祭の助成で映画「惑星のささやき」を監督。卒業後、ヒカリエ一周年記念オムニバス映画「ヒカリエイガ」に参加。監督した「私は知ってる、私は知らない」は大きな評価を得て、福井映画祭審査員特別賞など多くの映画祭で上映、入選。2015年に6年ぶりに現代美術のフィールドに戻り、ACAC(青森公立大学国際芸術センター)での個展にて「ECHO」を発表。2015年には伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞中編の部で2度目の大賞を「ひかりのたび」で受賞する。
特別選考上映・招待上映
1〔土〕
17:45
僕の帰る場所
監督:藤元 明緒 98分/ドラマ
2〔日〕
17:25
ひかりのたび
監督:澤田サンダー 91分/ドラマ
長編部門 12.1〔土〕14:30~
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『シアノス』
監督:松本 剛
予告編を観る
小さな田舎町で少女失踪事件が起きる。少女は失踪以前に自分の作り方を動画に残していた。事件以来、自分の変化に違和感を感じている少年は動画を元に少女の復元を試みる。
監督コメント
少女にはある日突然身体の変化を受け入れなければならない時がやって来て、女性になることを余儀なくされてしまう。しかし少年にはそのような瞬間はない。もし少年にも月経があるとするならば、それは少年が少女性を失うことだと仮定し、物語を構想しました。
2018年/ドラマ/40分
出演:石川平武、森永さくら、大塚公祐
監督・脚本:松本剛/撮影:川口諒太郎/録音:百々保之/音楽:丸山浩司/編集:花塚祥太郎
監督について
Tsuyoshi Matsumoto
1984 年、島根県松江市生まれ。上京後、ENBU ゼミナールで映画制作を学び、2009 年修了制作「生」を制作。2011 年自主制作「グラビア」、2014年「変態-metamorphose-」、2018 年「シアノス」を制作。現在に至る。

フィルモグラフィー
2010 年「生」ENBU ゼミナール修了制作
2011 年「グラビア」自主制作
2014 年「変態-metamorphose-」自主制作
第6回 沖縄国際映画祭 クリエイターズ・ファクトリー部門 入選
SKIP シティ国際D シネマ映画祭2014 短編部門 入選
第1回 新人監督映画祭 入選
第9回 福井映画祭 入選
2018 年「シアノス」自主制作
第10 回 オイド映画祭 奨励賞
第4 回 2018 富士湖畔の映画祭 スペシャルセレクション部門 上映
第40 回 ぴあフィルムフェスティバル 入選
福岡インディペンデント映画祭2018 入選
第19 回 TAMA NEW WAVE ある視点部門
福井映画祭12TH 入選
長編部門 12.1〔土〕15:35~
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『ドブ川番外地』
監督:渡邉 安悟
予告編を観る
友の死を機に引き篭もりになった青年・増村辰巳は、両親の自分の事で諍う声に辟易して家を飛び出す。あちこち街を彷徨い、行き着いた先で浮浪者親父・土川士 郎と出会い、生活を共にすることに。自由奔放で何事にも捉われない性格の土川に惹かれ、辰巳は次第に笑顔を取り戻してゆく。が……。
監督コメント
僕自身の実体験を誇張し、ファンタジーを織り交ぜながらエンターテイメントとして仕上げました。頭の中にある言語化不能なテーマを本に込めて、がむしゃらに映画と向き合いました。日々に孤独を感じてる人や、自由を夢見る人たちに是非観ていただきたいです。当時の僕の全てが詰まっています。
2018年/ドラマ/82分
出演:北垣優和、藤田尚弘、笠野龍男、真弓、水城希海、ひと;みちゃん、上村いずみ、渡邉安悟、西出明、森谷泰子、石上亮、宮崎純平
脚本:宮崎純平、渡邉安悟/撮影:中條航/照明:新甫悠祐/録音:浦川みさき/編集:渡邉安悟/整音:木村健太郎/音楽:前田佳佑
監督について
Asato Watanabe
1994 年生まれ、大阪府出身。
大阪芸術大学映像学科に進学後、大森一樹氏のもとで映画制作を学ぶ。劇映画や実験映像含め、十数本の映画を自主制作として演出。
卒業制作という形で監督・脚本・編集を務めた「ドブ川番外地」が初長編映画となる。
本作は2018 年カナザワ映画祭「期待の新人監督」、湖畔の映画祭長編コンペティション部門に入選。
現在は東京藝術大学大学院映画専攻監督領域にて、黒沢清氏や諏訪敦彦氏に師事する。
長編部門 12.2〔日〕13:00~
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『ある惑星の散文』
監督:深田 隆之
予告編を観る
ルイは海外に行っている映画監督の恋人アツシの帰りを待っている。
スカイプ越しに会話を交わす二人は新しい生活への計画に胸を躍らせる。
一方、メイコは精神疾患によって役者の活動を離れていた。そこへ兄の誠がやってくるが…。
散文のように重なり合うエピソードが緩やかに交差し、停滞する二つの惑星は、やがて運動を始める。
監督コメント
元々、私は現代の女性が持つ”拠り所のなさ”、というものに興味がありました。
その切実さは男性である自分からはわからないところもあるが故に、カメラに映すという行為がその女性たちの姿を映せるかもしれないと思ったのです。
2017年/ドラマ/98分
出演:富岡英里子、中川ゆかり、池田仁徳、渡邊りょう、鬼松 功、伊佐千明、矢島康美、水越 朋(声)
監督・編集:深田隆之/脚本:深田隆之、島田雄史/撮影:山田酩酊/録音:渡部雅人/美術・制作:植地美鳩/助監督:島田雄史/ヘアメイク:谷川悦子/音楽:アルプ
監督について
Takayuki Fukata
1988 年生まれ。東京造形大学卒業。
2013 年、短篇映画『one morning』が 仙台短篇映画祭、Kisssh-Kissssssh 映画祭等に入選。映画をはじめとして、こども映画教室、PR ビデオ制作、舞台記録撮影など、様々な映像・映画の試みを継続している。また、2013 年から行われている船内映画上映イベント「海に浮かぶ映画館」の館長でもある。その他、映画館へインタビューを行い紹介するサイト「エクテ」を運営中。また、iPhone を使用した日記映画『私のための風景映画』を日々制作しvimeo 上で発表している。
長編部門 12.2〔日〕16:05~
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『戻る場所はもうない』
監督:笹井 歳春
予告編を観る
佐藤安久(63)は若年性アルツハイマー型認知症を患う妹の裕子(60)と果樹園を営んでいた。ある日、外国人技能実習生として働いていた劉が失踪してしまう。そして後を追うように安久も消えてしまい、裕子は一人取り残されるのだが…
監督コメント
生きていく上でなんの関係もなく、気に留めておく必要はない。
そんな赤の他人のことを案じる時間を持ってもらえれば嬉しいですね。
2017年/ドラマ/44分
出演:ルー大柴、高尾美有紀、岬万泰、新井秀幸
監督・脚本 笹井歳春/撮影:久保田誠
監督について
Toshiharu Sasai
『マージナル』
福岡インディペンデント映画祭2012 60 分部門グランプリ、主演女優賞
『世界』
福井映画祭2013 入選
福岡インディペンデント映画祭2015 優秀賞
『戻る場所はもうない』
第11 回「田辺・弁慶映画祭」主演男優賞、明日への期待賞
第60 回「ロチェスター国際映画祭」優秀脚本賞
第40 回「クレルモン・フェラン国際短編映画祭」コンペティション部門
第15 回「アシアナ国際短編映画祭」コンペティション部門
第18 回「TAMA NEW WAVE」ある視点部門
第10 回「福岡インディペンデント映画祭」 60 分部門グランプリ、主演男優賞
短編部門 12.1〔土〕13:10~
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『太宰橋』
監督:今尾 偲
予告編を観る
東京の三鷹に住む彩音は、文豪・太宰治もよく通ったという跨線橋の側に住んでいた。ある日、その橋に佇んでいると友人に出会う。しかし、その傍らにいたのはかつての恋人・武志だった…
監督コメント
ささやかな日常の中で、ふとした瞬間に訪れる過去。そうした過去に、人はどう折り合いをつけて生きてゆくのか?想いはいつ思い出になってゆくのか?そうしたことを表現してみたかった。
2017年/ドラマ/21分
出演:黒柳友里、品田誠
監督・脚本・編集:今尾偲/撮影:倉田良太
監督について
Shinobu Imao
東京生まれ。フリーランスの映像のディレクターとして、番組、CM、企業PR、予告篇などの演出を行う。
2001 年ゆうばりファンタスティック映画祭オフシアター部門にて『雨の様に泪の様に』がグランプリノミネートとなる。
2017 年製作の『太宰橋』は新人監督映画祭2017 コンペティション部門短編ノミネート。Accolade Global Film Competition (アメリカ)Award of Merit:Film Short 受賞。2nd Indian World Film Festival-2018 (インド)Official Selection。Linz International Short Film Festival (オーストリア)Official Selection となる。現在、新作ショートフィルム 編集中。
短編部門 12.1〔土〕13:38~
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『金色』
監督:布瀬 雄規
予告編を観る
料理人見習いの憲二。調理場に入れず、日々焦りを感じている。そんな時に盲目の青年実と出会う。戸惑うものの、徐々に距離が近くなる2人。しかし、実が目見えないことを意識しなくなっていたはずの憲二だが、無意識のうちに葛藤が生まれていく。
監督コメント
今回は選考頂きありがとうございます!凄くいい映画祭だと伺っているので、今から楽しみです!
今回の作品は、どこにでもいるような青年と視覚障害者を持つ青年との出会いの話になります。センシティブな内容に見えるかもしれませんが、私としてはそういうつもりは全くなく作った作品になります。
この作品が見て頂いた方々にとのように届くか、楽しみでもあり、怖くもありますが、是非、多くの方にご来場頂ければと思います!
2017年/ドラマ/29分
出演:細川岳、天羽尚吾、松岡眞吾、根口昌明
監督・脚本・編集:布瀬雄規/撮影:島大和/録音:横田彰文/照明:佐藤稔浮/メイク:成谷充未/助監督:佐藤快磨/プロデューサー:渡邊翔太
監督について
Yuki Fuse
1990 年生。21 歳の時にニューシネマワークショップにて映画制作を始める。卒業後自主制作で「無傷の日々」を制作。その後、Vシネマ、CM などの現場を経て今作「金色」を制作する。現在は制作会社に所属しながら制作を続けている。
監督作「無傷の日々」 第1回新人監督映画祭 入選
第10 回札幌国際短編映画祭 オフシアター部門 上映
『金色』
那須ショートフィルムフェスティバル2017 那須アワード グランプリ・観客賞・審査員特別賞
映文連アワード2018 準グランプリ
第12 回札幌国際短編映画祭 ナショナルプログラム 入選
第4 回新人監督映画祭 入選
第9 回日本映像グランプリ 最終ノミネート
第16 回中之島映画祭 入選
蔵の街かど映画祭 第5 回蔵の街アワード 入選
セルジー・ ポントワーズ大学国際映画祭 上映(フランス)
短編部門 12.2〔日〕15:00~
戻る
『にんげんにうまれてしまった』
監督:賀々 贒三
予告編を観る
ひきこもりで家から出られない男。妊娠を報告した途端に彼氏と連絡がとれない女。覚醒剤を買うお金がない女と死にたい男。死体の処理に困った男は友人に助けを求める。6人の運命が絡み合う一晩の出来事。
監督コメント
人間として生まれてしまったことの後悔と、人間として生きることの動因。
人間固有の性質に囚われた人々の不条理な出来事を風刺的な群像劇としてモンタージュしながら、その因果の帰結を、ありふれた絶望とささやかな希望を対比的に描くことでそのテーマを表現しました。
2017年/ドラマ/20分
出演:藤枝賢、渡邉まり、市原洋、川崎愛、伊藤悌智、美紀翔
監督・脚本・撮影・編集:賀々 贒三
監督について
Kenzou Kaga
1982年新潟市生まれ。
狭山市立入間野小学校在学時より映画制作を始め、現在にいたる。

最近の作品歴
2014年『はやにえ~The Mortuary~』舞台公演連動企画
2015年『マツドマックス』渋谷映画祭グランプリ受賞
2016年『妊娠した女』新宿国際映画祭上映
2016年『ひきずる女』渋谷映画祭グランプリ受賞
2017年『埋』
2017年『(無題)』渋谷映画祭グランプリ受賞
2018年『にんげんにうまれてしまった』
短編部門 12.2〔日〕15:25~
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『RIP』
監督:酒井 善三
順風満帆なカップル。『新婚生活』という良さげな響きの船出だったが、思わぬ形で座礁する。
監督コメント
飲み込み易い感情の流れを、そのまま映画にするのはどうなんだろう?と思っていました。そうでなくても、こういうリアルもあるのではというドラマを作ったつもりです。
全く意地悪で作ったわけではありませんが、心温まる系ではないので、不快に思う方がいたら申し訳ありません
2018年/ドラマ/17分
出演:鈴木睦海、豊島晴香、浅田麻衣、高橋隆大、畠山隼一
監督・脚本・編集:酒井善三/製作:百々保之/撮影:金山翔太郎、花塚祥太郎/音楽:酒井善三・宮崎圭祐
監督について
Zenzo Sakai
短編『おもちゃを解放する』2011年
長編『あれから』(脚本)2012年
長編『SHARING』(共同脚本・助監)2014年
アニメーション部門
12.2〔日〕11:10~
戻る
『WATER IN THE CUP』
監督:加藤 郁夫
予告編を観る
コップの水を飲み干しゆっくりと深く眠る人。その様子を雲の上から天使たちは優しく見つめ、人は大きな流れの中に取り込まれていく。
監督コメント
テーマはあらゆる事物の循環です。
水の流れのように1カットで進行し、小分けにされたものがひとつに戻りまたランダムに小分けられます。永遠とも思える程に何遍も何遍も繰り返される反復運動。コップにすくわれた水は自我や個性をもつが、コップを壊してしまうとひとつの水となります。
色鉛筆とクレパスで描き、全編に流れる音楽に合わせて踊るように話を進め、手描きの揺らぎと共に活力ある表現を目指しました。
2018年/アニメーション/6分
監督・脚本・編集:加藤郁夫/音楽:Harley & Quin
監督について
Ikuo Kato
読書(2008)4:50/ドローイング
・飛騨国際メルヘンアニメーション映画祭 メルヘンアニメコンテスト 入選
・第7回 インディーズアニメフェア 入選

くつした(2012)7:14/CGアニメーション
・福井映画祭2012〈7th〉入選 等
アニメーション部門
12.2〔日〕11:20~
戻る
『Babysitter』
監督:城井 文
ベビーシッターは、なかなか泣き止まない赤ちゃんをあやすため、海辺に散歩に行きます。そこで起きたこととは。
監督コメント
子供のころは自然が苦手でしたが、ダイビングをはじめた事で自然そのものと繋がっている感覚がとても好きになりました。
海の中は、大きな愛に包まれる感覚があって、そうゆう感覚を元に作りました。親の愛がなかなか伝わらない時も、言葉にできない時も、親子も地球も実は意識下では繋がっているという思いから作りました。
2017年/アニメーション/5分
アニメーション・監督:城井文/作画:城井文、荒井知恵、田村香織/プロデューサー:日下雅之/編集:おーのもとき/彩色:南家真紀子、山室理恵/音楽:上水樽力/ソプラノ:中江早希
監督について
Aya Shiroi
1996 HEAVEN Baca-ja 最優秀賞
2008年 DVD「象の背中」youtube120万再生
2011年 CM「僕は、アステラスのくすり。」
2015年 MV「僕らの手には何もないけど、」160万再生 スイスANIMATOUなど11カ国で上映。
2017年 「Babysitter」富山水辺の芸術祭 最優秀賞 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭チョイス部門入選
アニメーション部門
12.2〔日〕11:29~
戻る
『日曜日の恋人たち』
監督:斎藤 有里
予告編を観る
とある日曜日、恋人たちは恋と実存の難題を唄う。
監督コメント
言葉と映像がぶつかり合い、消えていく。
この消失を肯定したい、祝福したいと思いながら作りました。
2018年/アニメーション/8分
出演:木暮春奈、土橋京侑
監督・脚本・編集:斎藤有里
監督について
Yuri Saito
CG作品「SHARK」制作
東京学生映画祭 アニメーション部門 ノミネート
ISCA 国内映像コンテンツ部門 優秀賞受賞
アニメーション部門
12.2〔日〕11:42~
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『ナマハゲのお盆帰り』
監督:戸嶋 優多
父と片田舎に住む宮子の家に夜中、訪問者が現れる。突然の出来事に宮子は父を起こしに行くが、それは家の中に入ってきてしまう。宮子は思わず立ち尽くす。
監督コメント
私の田舎は秋田県にある。祖父の住む町では住んでいる人がとても少なく空き家もたくさんある。
私の父の様に上京した人の影響や、年寄りの孤独死によって人が少なくなっている影響である。
上京することによって起こる問題を映像化した
2018年/アニメーション/8分
出演:小西雪絵、前田千穂、戸嶋一嘉
監督について
Yuta Toshima
2018年 株式会社コジマプロダクション入社
東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了
2016年 多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業
八王子ShortFilm映画祭 学生部門グランプリ受賞
公益財団法人現代芸術振興財団CAF賞 優秀賞
2015 ABUデジスタ・ティーンズ国内大会 優勝
ABUデジスタ・ティーンズ。ブルネイ国際大会 ビジュアルマスター受賞
アニメーション部門
12.2〔日〕11:55~
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『マイリトルゴート』
監督:見里 朝希
予告編を観る
オオカミに食べられてしまった子ヤギ達を胃袋から助け出すお母さんヤギ。しかし、長男のトルクだけが見つからない!
監督コメント
この作品はグリム童話「オオカミと7匹の子ヤギ」を題材にしたお話です。もしオオカミの胃袋の中で子ヤギたちの消化活動が始まっていたら…と想像したことをきっかけに、作品のストーリー制作を始めました。
2018年/アニメーション/10分
出演:福原愛未、山下香織、見里瑞穂
音楽:川島大輔/音響:永野響介、安達万純
監督について
Tomoki Misato
1992年東京都生まれ。2016年武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業。2018年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。
2016『あたしだけをみて』
2017『Candy.zip』
2018『マイリトルゴート』
お得な前売チケット発売中!!
映画祭チケット
前売1日券
1,300円
前売2日券
2,000円
当日1日券
1,500円
高校生以下無料
特別先行上映『僕の帰る場所』
大 人  
1,100円
大学生以下 
800円
こちらの作品は映画祭チケットとは別料金になります。
前売価格・当日価格共通です。
〔 リーフレット掲載料金の訂正について 〕
関係各位様のご厚意により映画の日の料金でご覧いただけるようになりました。リーフレットでは別料金でご案内しておりますが、上記でご案内している料金でご覧いただけます。また料金変更に伴い、映画祭チケット提示による割引は行わないことになりました。ご了承ください。
前売チケット購入
メトロ劇場にて取り扱っております。
フォームから映画祭チケットの取置予約も出来ます。
前売チケット取置予約フォーム

前売予約は締め切らせて頂きました。


下記フォームにて事前予約いただくことで、当日会場にてチケットを前売り価格でご購入頂くことが出来ます。手数料はかかりません。
① フォームに必要事項を記入して送信(※ 自動メールが届きます)
② 数日中に担当者から受付完了のメールが届いて受付完了となります。
③ 当日会場の受付でお名前をお伝えいただければ前売価格でチケットを購入できます。


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大きい地図で確認・経路検索など出来ます
会場:メトロ劇場
住所・TEL
〒910-0023 福井市順化1-2-14 メトロ会館4F
TEL. 0776-22-1772
WEB. http://fukuimetro.jp/
交通アクセス
  • JR福井駅から西へ徒歩7分
  • 福武線 市役所前駅から徒歩3分
  • お車でお越しの方は、お近くの有料駐車場をご利用ください。
お問い合わせ
福井映画祭実行委員会(※メールでの受付のみとなります)
mail@fukuifilmfestival.jp