上映作品ラインナップ

 福井映画祭2008の上映作品ライナップです。

   ゴミの話

監督 : 樋永真一郎  上映時間 : 45分  

作品コメント
ゴミの話に出てくるキャラクター5名からコメント頂きました。
警備員1須賀(スガ)=古谷和三「福井県のみなさん!情熱イコール、パッション。この映画は熱い!!」
警備員2 長谷川(ハセガワ)=平真ノ丞「お笑いは難しい!でも笑える映画です!?」
青年 =田中淳「元ピン芸人の意地。脚本は僕です!」
オードリー =佐々木三枝「紅一点。女優だったら一度はやってみたい役?。」
ギンザ =大地汐の助「ギンザの恋の・・・も・の・が・た・り」
監督 =樋永真一郎 「この映画はニクメナイ息子です。かわいがってください。」



   BUILDINGS

監督 : 上甲トモヨシ  上映時間 : 6分   作品コメント
心に響くファンタジーアニメーション
ある街に突然現れた高層ビル、高層ビルは周りの低い建物たちを見下し目立とうとするが、突然の嵐により街は水没してしまう。


   コレクト

監督 : 北川仁  上映時間 : 10分   作品コメント
僕の通っていた高校は、男子校でした。女の子との接点は、通学路ですれ違うその瞬間のみでした。しかし、相手は思春期真っ盛りの少年です。どれだけ短い時間しか与えられていなかろうと、少年は人生をかけた恋に落ちることができます。そんな恋は、まあただの幻ではありますが、しかし、僕は、そんな恋が、大好きです。そして、そんな恋を、またしたいなあと思ってしまいます。


   月のかげ

監督 : 吉野竜平  上映時間 : 40分   作品コメント
人は可笑しくて哀しくて不思議なものです。悲しいのに笑ってしまったり、楽しいはずなのに寂しくなったり。この作品に登場する優子と晴美を演出しているとき、人の感情というものは一筋縄ではいかないものだなあ、とつくづく実感し、そしてドツボにはまっていきました。その甲斐あってか、多くの人に共感してもらえるキャラクターが描けたと思っています。スタッフ一同、見て頂いた方の気持ちが少しでも暖かくなるような作品にしようという思いでつくりました。


   のりとななかまど

監督 : 田野聖子  上映時間 : 20分   作品コメント
地元密着の作品で、スタッフキャスト全員手作りで仕上げた作品。日本の原風景の中で、今の都会の若者たちが忘れかけている素朴で素直な関係を表現し、誰もが持っている若いころの大切な切ない思い出を、丁寧に描いた。観た人の心がじんわり優しくなる空気を運びたい。


   へなこ

監督 : 青木克齊  上映時間 : 18分  

作品コメント
「視点を変える事で見えてくる新しい世界」そんな想いを漠然と描こうとした学生時分のフィルム作品です。短い映画ですが、こうして上映する機会を頂き大変嬉しく思います。久方ぶりに見返すと色々と拙い点ばかりが目立って恥ずかしかったりもしますが、それでもなかなか清々しく爽快で、当時やりたかったことを好き勝手に精一杯やった作品という気がします。 他愛のない日常の、ほんわかとした空気感とちょっとした変化を楽しんで頂けたら幸いです。宜しくどうぞお願い致します。(青木克齊)



   笑え

監督 : 太田真博  上映時間 : 45分   作品コメント
この映画には、シナリオが存在しません。役者もアドリブなら演出もアドリブ。僕自身の実体験がもとになっていますが、大半はつくりごとです。けれど役者の息づかいは本物です。誰かを、何かを本当に理解しようとするとき、そこには必ず面倒が生じる。傷つきたくなければ深入りしなければいい。けれどこの物語の登場人物たちは、その面倒に正面から向き合います。そんな彼らを僕は尊敬します。


※作品スチールの著作権は、各作品に帰属します.