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中野量太監督特集上映

『ロケットパンチを君に!』で第1回の福井映画祭グランプリを受賞された中野量太監督。新作毎に国内外で高い評価を獲得し、今秋、商業長編映画『湯を沸かすほどの熱い愛』(宮沢りえ・杉咲花主演)の公開を控える中野監督の特集上映。
中野量太監督・出演者ほか多数来場決定!
川は昨日へと流す、悲しみも喜びも...。
沈まない三つの家
監督:中野量太 2013年/ドラマ/69分

作品について

川に落ちた我が子を釣り上げようとする女とその夫、離婚する両親のどちらと住むのか選択を迫られ苦悩する姉妹、ある目的のために病気で死に行く叔父を見舞い続ける少女とその母。
川は昨日へと流す、悲しみも喜びも・・・。
大きな川が流れる街に住む三つの家族の物語。

監督コメント

僕の代表作となった『チチを撮りに』と、今秋公開予定の最新作『湯を沸かすほどの熱い愛』の間に位置する大切な作品です。
演技ワークショップから選抜されたキャストと共に、時間をかけて丁寧に作り上げました。
喪失と再生、、、深く沁みる愛の物語です。
プロデューサー:手島昭一
脚本・監督・編集:中野量太
撮影:岩永洋、照明:長田青海、録音:古茂田耕吉、助監督:谷本幸治、ヘアメイク:須見有樹子、音楽:原夕輝

出演:松原菜野花、椎名琴音、橋本拓也、川田希、北浦マサシ、田中えみ、中村朝佳、泉光典、大沢まりを、久藤今日子、成澤優子、藤田健彦、山田奈々子、河口未羽、木村知貴
監督 : 中野量太
1973年生、京都育ち。大学卒業後、日本映画学校に入学し3年間映画作りの面白さに浸る。卒業制作『バンザイ人生まっ赤っ赤。』(00)が、日本映画学校今村昌平賞、TAMA NEW WAVEグランプリなどを受賞。卒業後、映画の助監督やテレビのディレクターを経て、6年ぶりに撮った短編映画『ロケットパンチを君に!』(06)が、ひろしま映像展グランプリ、福井映画祭グランプリなどを含む7つの賞に輝く。2008年、文化庁若手映画作家育成プロジェクト(ndjc)に選出され、35ミリフィルムで制作した短編映画『琥珀色のキラキラ』(09)が高い評価を得る。2012年、長編映画『チチを撮りに』(12)が、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて日本人初の監督賞を受賞、ベルリン国際映画祭など各国の映画祭に招待され、国内外で14の賞に輝く。
2016年、秋、商業長編映画『湯を沸かすほどの熱い愛』の公開を控える。
独自の視点と感性で『家族』を描き続けている。

予告編